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<1>小瀬のかさね岩1997.9.7


 高松から土庄港へ向かうと入港の少し手前に、右手の山上に
 大きな岩が落ちそうな感じであるのが見えます。
 ここに石鎚神社が祀られています。
 小瀬の集落から車であがり途中から急な山道を10分ぐらい登ると
 いけます。山頂からの眺めはよいけど両側が崖で少し怖いです。
 この辺は徳川家が大阪城を修復したときに九州の加藤家が石を
 採ったところでノミの跡がある石が残っているそうです。


<2>大師の井戸

 内海町西村の ユースホステル横の細い道を抜けて少しあがると
 道路横に小さなお堂と井戸があります。これが大師の井戸です。
 お堂は島四国八十八カ所阿弥陀寺の奥の院です。
 井戸は昔近くの部落の住人伝次郎の母の夢のお告げにより掘られたそうです。
 それから今日まできれいな水が枯れることなく湧き、近くの人やお遍路さんに
 利用されています。島の名水といえば湯船の水が有名ですが他にもいろいろ
 おいしい水がありますので機会があればまた紹介していきたいと思います。  


<3>双子浦と古墳群

 土庄町と池田町の間に双子浦と呼ばれる眺めの良い丘があります。
写真左上はその頂上付近にある富岡八幡宮からの眺めです。
 さて写真左下が双子浦の全景ですが左側の頂上部から右のホテルの
建物が見えるあたりまで尾根沿いに小さい古墳が十数基並んでいます。
主に円墳で4世紀から8世紀にかけて作られたそうです。右の写真は
中腹にある物で石を組み合わせてできた石棺が露出していて中に松が
生えています。頂上部には3基あり戦前の発掘調査で朱塗りの頭骨の他
鉄剣、鏡などの副葬品が出土してます。
 小豆島では海岸近くの小高い山の上に古墳が多くあります。おそらく
眺めの良さで埋葬地点が選ばれたような気がします。



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